秋になると作りたくなるスイートポテト。サツマイモそのものがおいしいのだから、どうやったっておいしく作れる。それでなのか、スイートポテトのレシピはたくさんある。
初めて作ったスイートポテトのレシピは、サツマイモをオーブンで焼き上げて作るものだった。ふかしたり煮たりするとサツマイモは当然水っぽくなるから、確かに理にかなったレシピなのだが、それってかなりめんどくさい。
そこまでして作りたくはないので、サツマイモは圧力なべでふかすことにした。それでも裏ごしだけは絶対にやる。熱いサツマイモを裏ごしするのはめんどくさい上に辛い作業だからできればやりたくない。でもねぇ、口あたりが全然違う。
焼き上げるのはオーブンでもオーブントースターでも魚焼きグリルでも気にならない。最近は練ったサツマイモを入れたホイルケースをグリルパンに並べて魚焼きグリルで10分ほど加熱するだけだ。
加熱の途中でサツマイモにグラニュー糖を振りかけると、なんちゃってキャラメリゼ風。
ま、本当に「なんちゃって」なのだが、バーナーがないのだから仕方がない。どうにかならないかと思ってバーナーの代わりを探したら、ライターをはめ込むだけで簡易ガスバーナーになるポケトーチという商品があった。
アマゾンでも1000円台だから試しに買ってみようかと思いながら、バーナー=ちょっと怖いという臆病さが邪魔していまだ手に入れていない。ポケトーチさえあれば、クリームブリュレだって作れるかもしれないんだけれどなぁ。
サツマイモによって甘さが変わるので、このレシピ中の砂糖の量は守ったことが一度もない。そして普通、お菓子には無塩バターを使うけれど、ここで使っているのは有塩バター。ラムやらブランデーやらウイスキーやら、その時々で洋酒も加え、生クリームやバター入りのこってりしたサツマイモのお菓子を目指している。
これをパリパリ、本物のキャラメリゼできれば・・・完成なんだけど。
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